涙のシャンプー

涙のシャンプ― 30

いえ、本当にすみません。
なんだかとても気にしていた様子でした。
そしてその日の夜、ヤスから電話がかかってきました。
どうしたんだろうと思って電話にでると。
電話の向こうのヤスは、泣いていました。
どうしたの?
今日は本当にすみませんでした。
えっ?何が?オレは気にいってるって言ったじゃん。
せっかく先輩が自分なんかのために時間を割いてくれて、一生けんめい教え
てくれているのに、自分がバカで覚えが悪いせいで上手にできなくてすいません
自分が情けなくて・・・・
そんなことないよ!オレは十分気に入っているよ。ありがとう
自分はバカだし不器用だけど、これからもよろしくお願いいします。
僕はビックリしてしまって、気の利いたことは何も言えずに電話を切りました。
少し気持ちを落ち着けてから、メールで思いを伝えました。
今日は本当にありがとう・オレは本当にこの髪型気にいってます・それに何御を
心配しているのかは知らないけど、ヤスはまだ入社して一年目なんだよ!それを
考えるとスゴイ事なんだよ!だから自信を持って!大丈夫。君は出来る子だよ!
それに知ってる?君の先生は天才なんだよ(笑)だから心配しないで!オレがか
ならず一人前にするから!俺に任せとけ!!!!・本当はお礼をいうのはオレの
ほうなんだ・ヤスが泣けるほど仕事に、練習に本気だったことが分かって、すご
くすごくうれしいです・これからもがんばろう!
すぐにヤスから返信が来ました。

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