R)一杯のかけそば

R)一杯のかけそば
「お兄ちゃん、淳ちゃん……今日は2人に、
お母さんからお礼が言いたいの」
「……お礼って……どうしたの」
「実はね、死んだお父さんが起こした事故で、
8人もの人にけがをさせ迷惑をかけてしまったんだけど……
保険などでも支払いできなかった分を、
毎月 5万円ずつ払い続けていたの」
「うん、知っていたよ」
女将と主人は身動きしないで、じっと聞いている。
「支払いは年明けの3月までになっていたけど、
実は今日、ぜんぶ支払いを 済ますことができたの」
「えっ! ほんとうお母さん!」
「ええ、ほんとうよ。お兄ちゃんは新聞配達をして
がんばってくれてるし、
淳ちゃんがお買い物や夕飯のしたくを毎日して
くれたおかげで、
お母さん安 心して働くことができたの。
よくがんばったからって、
会社から特別手当をいただいたの。
それで支払いをぜんぶ終わらすことができたの」
「お母さん! お兄ちゃん! よかったね!
でも、これからも、夕飯のし たくはボクがするよ」
「ボクも新聞配達、続けるよ。淳! がんばろうな!」
「ありがとう。ほんとうにありがとう」
「今だから言えるけど、淳とボク、
お母さんに内緒にしていた事があるんだ。

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